「イカット」(インドネシアの絣)

18078bae
「イカット」とはインドネシア語の「結ぶ・くくる・縛る」などの意味の「ikat」が語源と言われていて、元々はインドネシアで織られる絣(かすり)のことを指していましたが、最近ではアジア地方で織られる絣(かすり)全般を指す言葉になっています。

束ねられた経糸(たていと)と緯糸(よこいと)のいずれか一方、もしくは両方をあらかじめ部分的に括って防染し、染め分けてから織っていくという先染め織物になります。水洗いを重ねると染め色が微妙に変化し、風合いが増します。

インドネシアの島・地方それぞれでその色あいや柄・モチーフが違い、多種多様のイカットが作られています。

★グリンシン(ダブルイカット)
バ リ島のトゥガナン村に伝わるイカットで、古来からの製法を守り、糸の染色から完成までに長いものでは5年以上の歳月をかけて作られるものもあります。ダブ ルイカットの産地は、現在では日本・インド・バリ島(トゥガナン村)など世界でも数箇所で、世界で最も貴重な布の一つと言われています。

★バイクン
あらかじめ染色したやや太めの糸を織り、布が織りあがった段階で、もう一度、部分的に染色をしたイカットです。糸が太く、モチーフが浮き上がったように仕上がることから「浮織り布」とも呼ばれます。

★スンバイカット
スンバ島で織られるイカットは、精霊信仰に基づく人や動物の模様が織り込まれた特徴的なイカットで、幸せと繁栄を願ったものです。

★ティモールイカット
昔、この地方の女性達は愛する人の為にイカットを織り、嫁ぐ日にそのイカットを持参したそうです。ダイナミックなデザインにカラフルな色で、他の島・地方には無い味わいのあるイカットです。

タペストリーやテーブルセンターなどに!!お部屋の雰囲気を素敵に変えてくれますよ!

バ グースのイカットは現地の信用ある提携のイカット屋さんにて一つ一つセレクトしてきています。そのお店は6畳ほどの小さなお店ですが、棚にずらっと畳んで 並んでいてその様は圧巻!!手前には機械織りなどのリーズナブルなモノが並び、店の奥の棚にはアンティークものや手織りの高価な1点モノがそーっと置かれ ています(笑)それらの中から厳選してセレクトしてきたアイテムなのです。

※手織りの証とも言われます布の「よれ」や多少のほつれ、染み、染めむらなどがある場合がございます。あらかじめご了承ください。 お洗濯できますが、多少の縮みや色が出ることがございますので、手洗いで陰干しをオススメします。乾燥機の使用はお控え下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。